大分市議会ソフトボールチームが第77回県民スポーツ大会・議員ソフトボールで優勝しました。劇的な2010年(平成22年)の優勝のあと1度優勝しましたが、優勝したのが何年だったか誰も覚えていないくらい久しぶりの優勝でした。
試合には、応援に新しい大分市教育長と教育長の奥さま、1歳0ヵ月の子どもさんも乳母車に乗って駆けつけてくれました。
試合は4回表、大分市議会が5点差を追いつき、11対11の同点。4回裏の相手の攻撃。ルールで試合開始から1時間を経過すると新しいイニングに入れません。文字通り相手の最後の攻撃です。1点でも取られればサヨナラ負けです。
わたしはコーチャーズボックスからベンチに戻り、ベンチの後ろにいる教育長ご家族の所に行きました。お母さんに抱っこされている1歳0ヵ月の子どもさんに向かい「勝利の女神を呼んで来てね」と声をかけながら抱っこさせてもらい、あやすとニコニコ笑い始めました。緊迫した場面でなぜそんな行動をとったのか自分でもよく分かりません。
試合は4回裏、相手チームの攻撃をこの試合初めて3者凡退、初めて0点に抑え、優勝は抽選になりました。抽選の結果5対4で勝ち、久しぶりの優勝です。
試合が終わり、教育長が帰る時、子どもさんに「○○君、勝利を呼んできてくれてありがとう」と声をかけました。教育長がこちらを向けてくれた顔は微笑んでいるように見えました。
(としひさ)