明治地区の新年互礼会がありました。
【新年互礼会とは】
新年の挨拶を交わすための催し。新年拝賀式や年始回り、新年宴会に代わるものとして行われるようになった。
【新年会の歴史】
新年会は、朝廷の重要な儀式である『元日の節会(がんじつのせちえ)』が由来と言われています。元日節会は、天皇陛下が皇族や内外高官を招き新年を祝う宮中の祝賀行事です。奈良時代の初期頃から、応仁の乱の約30年間は中断されていましたが、明治維新までの約1,200年間行われていました。明治時代からは1月5日に『新年宴会』、戦後からは1月1日に『新年祝賀』という国事行為となりました。
身近で行われる地区の互礼会の由来が奈良時代まで遡ると思うと感慨深いものがあります。
(としひさ)