きょうの議会は、事務事業の評価結果(ブログ9.16)や、評価の理由、改善内容、提案事項等を、文章にまとめていく日でした。原案としてまとめ、次回の会議(21日)に、成案を作り上げていきます。
作業の流れは、まず、それぞれの分科会で出た意見を、各分科会長、副会長が、大まかにまとめます。
➡それを、各分科会の担当書記(議会事務局の職員さん)が、文章の形に整え、原案の原案を作ってくれます。分科会によっては、最初から担当書記さんに任せる分科会もあります。
➡原案の原案を、分科会長、副会長、担当書記さんで精査し、21日の分科会に提案する原案を作ります。
➡21日、それぞれの分科会で協議の後、成案とします。
議会事務局の職員さんのサポートが無ければ、原案を作り上げるまで、とても1日で終わるような作業ではありません。
このような、サポート体制の強化は、平成18年から始まりました。平成20年に制定した『大分市議会・議会基本条例 』を見据えた取り組みでした。
条例制定以来、多くの市町村議会が、大分市議会・議会改革の視察に訪れてくれました。視察に対応した際は、いつも次のような言葉を申し添えていました。
「この改革は、議会にとって必要な改革です。ただ、議会事務局のサポート無くして、この改革を押し進めることは、非常に難しいと思います。皆さんのなすべきことは、まず、事務局の人員を強化し、事務局の体制をつくり上げることです」。
議員と一緒に、事務局の職員さんも来られることがありました。職員さんには、「本当に大変ですよ」と、真実を申し上げていました。
きょう、夕方仕事部屋に戻り、棚を見ていたら『議長 名刺』というファイルが目に入ってきました。議長時代、当時の議長秘書君がまとめてくれたファイルです。
ファイルの中には、視察対応した際、交換した名刺もたくさん入っています。当時の記憶がよみがえります。
今も、大分市議会・議会事務局は、大分市議会のあらゆる場面を、縁の下から、しっかりと、力強く支えてくれています。心から感謝しています。
(としひさ)