仕事の優先順位

としひさより

『おおいたの政治についてしんけん考える県民有志の会』という団体から『2025大分市議会選挙立候補者 政策アンケートへの協力のお願い』というメールが届きました。その内の1つは【次の17の分野について優先的に取り組む分野の順位を選択してください。なお、同じ順位にはできません】というQでした。

●医療・介護 ●子育て・教育 ●景気・雇用対策 ●高齢化対策 ●災害対策 ●原発・エネルギー ●治安対策 ●地方議会の改革 ●地方自治のあり方 ●地方の行財政改革 ●中小企業対策 ●農林水産業の振興 ●社会資本整備 ●地域振興 ●男女共同参画/ジェンダーフリー ●外国人との共生 ●環境対策

わたしは順位を付けずに回答を送りました。「市議会議員は取り組む分野に優先順位を付けずに仕事をすべきだと思います(*1)」という趣旨の回答を添えました。

【回答】

Q2の「あなたはどの分野を優先的に取り組みますか」について回答しなかった理由は以下の通りです。 2つあります。
1つは、分野に優先順位を付けて取り組むことは、市議会議員の仕事の仕方とは違うと思います (*1)。それぞれの分野でいただいた「お声」は、いただいた方にとっては他の分野に優先する最重要課題です。受け取った議員も、それぞれの課題がそれぞれの分野で1番重要という立場で取り組むべきです。自分で見つけた課題も同様です。

もう1つの理由は、17分野の中に「地方議会の改革」があります。議会改革は議員・議会が常に取り組み続けなければならない分野です。他の政策分野と同列で順位を付けることはできないと思います。

(*1) 「市議会議員は取り組む分野に優先順位を付けずに仕事をすべきだと思います」: 
今回のアンケート結果は立候補した個人のマニフェスト(選挙公約)として公開されると受け取りました。市議会議員には予算提案権も予算執行権もありません。政策を実行するための予算(お金)も、執行(実行)するための権限も持たない議員(立候補者)個人が、個人として政策を掲げることは、市議会議員の職務上の権限を越えていると私は思います。ライフワークとして取り組みたい課題は勿論いくつもあります。

(としひさ)

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