お悔やみ

としひさより

大学を卒業し東京で就職しました。東京にいる間は葬儀に参列したことはありませんでした。大分に戻り、お世話になった人の葬儀に参列させていただくことになりました。
葬祭場に行く前に銀行に寄り、古札を新札に替えてもらいました。お世話になった人への香典が古札では失礼だと思ったからです。後日、妻に間違いを指摘されました。「銀行で簡単に新札への両替ができなかった時代、新札を包むためには事前に新札を準備しなければならなかった。新札を入れると故人が亡くなることを予測していたと受け取られる可能性がある」というわけです。
妻からの指摘以外にお札の向きをそろえることはしていました。きょう(R7.2.28)もう1つマナーがあることがわかりました。『故人が亡くなった悲しみに顔を伏せていますという意味で、肖像画が見えないように下向きに入れる』のだそうです。
人と係わりながら生きていくためにはまだまだ学ばなければならないことが沢山あるようです。
(としひさ)

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