「障がい者(児)福祉の充実」仲道としひさが語る大分市政 #2

としひさより
「障がい者(児)福祉の充実」仲道としひさが語る大分市政 #2

子どもさんが高校生になるとき、普通科に行かせようか、支援学校に行かせようか選択を悩んだ経験を持つご家庭がありました。

子どもさん自身も、障害について知らされていなかったからです。
子どものことをよく知ってくれている知人からは普通科を勧められました。

親御さんの出した結論は、子どもに障害のことを話し、支援学校に行かせることでした。
理由は「自分が元気でいるうちは子どものことを守ってやれる。
でも、そのあとは…この子は社会の中で、ひとりで生きていかなければならないから。
一人になって困らないように、社会でしっかりサポートしてもらえる道筋をつけたいから」・・・といったものでした。

障がいをもった子どもの親御さんは思います。
「私が死んだらこの子は一人で生きていけるんだろうか…」
「大分市の、国の、県の支援は大丈夫だろうか…」
「私が死んだら・・・・・」
「私が死んだら・・・・・」

親亡き後の問題が顕在化してきています。
大分市は、国は、県は、障がいのある人や家族のニーズに的確にこたえていくことが出来ているのでしょうか。

大分市の主な取り組みについて、総合計画に書かれている内容を、紹介させていただきます。
大きく7つに括られています。
一つ目は『広報・啓発の推進』です。
・障がいや障がいのある人についての正しい理解を深めるための広報・啓発を図る
・障がい者施策や障がいのある人が利用できる制度についての周知を図る

二つ目『保健医療体制の充実』では
・健康審査体制を充実させる
・発達障がいをはじめとする障がいの早期発見・早期療育に努める

三つ目『相談支援体制の充実』では
・障がいのある人やその保護者などからの様々な相談に対する支援体制の充実を図る
・必要な情報提供、支援を行うとともに、関係機関との連絡調整等に努める

四つ目『教育の充実』では
・学校における教育活動全体において、障がいのある子ども一人ひとりの実情に即した教育が進められるよう、学校施設・教材の充実を含め、特別支援教育の推進に係る構内支援体制の充実に努める
・学校において、社会福祉についての理解を深める指導を行い、児童生徒の「福祉の心」をはぐくむとともに、障がいや障がいのある人に対する理解を深めるための交流および共同学習の充実に努める

五つ目『雇用・就労の促進』では
・障がいのある人の職業的自立と雇用の促進に努める
・就労移行支援事業所による訓練を促進する

六つ目『地域生活への移行の促進』では
・入所施設等から地域生活への移行の促進を図る
・年齢や障がいの種別、程度に応じた様々なニーズへのきめ細やかなサービスの提供に努める

七つ目『社会参加の促進』では
・より多くの市民との交流に努める
・外出時における支援や障がいの特性に応じたコミュニケーション手段の確保等の合理的な配慮を行う


以上、総合計画には、31の主な取り組みが掲げられていますが、この内、16は、「サービスの提供に努める」など「努める」という努力目標のような表記になっています。
市議会議員として、31の取り組み全てが実行されているかチェックします。

市議会議員として、31の取り組み全てが、障がいのある人や家族のニーズを的確にとらえているか、また、他に必要としている支援は何かなど、「皆さんの生の声」を聴かせてください。

市議会議員として、「皆さんの生の声」を参考にしながら、例えば「親亡き後の問題について」市長・執行部に提言を行います。

皆さんの声を仲道としひさにお聞かせください。

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