津波避難ビルの指定要件等について、お問い合わせをいただきました。
津波避難ビルとは、津波からの緊急的・一時的な避難場所(施設)として、市が指定した堅固な中高層の建物のことです。
【主な指定要件】
①耐震性=新耐震設計基準(1981年(昭和56年)施行)に適合
②構造安全性=3階建て以上の鉄筋コンクリート構造または鉄骨鉄筋コンクリート構造
③対応可能時間=24時間、いつでも避難が可能
【利用・運営期間】
①強い地震(震度4程度以上)を感じた時、または弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたとき
②津波警報が発令されたとき
③津波警報の解除をもって利用・運営を終了
【指定及び標識の設置】
3者(施設管理者・自主防災組織等・大分市)で合意が得られた後に協定書を取り交わし、指定を行う。現在、大分市内に514棟の津波避難ビルが指定されている。指定されたビルには、『津波避難ビル』の標識(たて60㎝ⅹよこ40㎝)が設置されている。
【利用に関する留意点】
津波避難ビルの利用が終わったときは、現状回復し退去する。
指定は、市民の皆さまからご依頼があれば、市の担当職員が指定要件の調査及び施設管理者へのお願い等にお伺い致します。
津波だけでなく災害への不安などございましたら『お声』をお寄せください。
(としひさ)