声を出す・歌を歌う⇒肺の中に残って溜まっていた空気が外に出る⇒呼吸がゆっくりになる⇒不安が和らぐ
人の体のメカニズムは、こうなっているのだそうです。人の呼吸について科学するTV番組で教えてもらいました。
ハタと気づいた(*1)ことがありました。以前、ブログに書いたことがありました。
『・・あの時ああしておけば良かった、もっとこうしておけばよかった、という後悔の気持ちがフッと湧いた時、「ア~ッ」とか「ウッ」とか「ミェッ」とか、自分でも訳の分からない声が出ることがあります。
ひどい失敗・過ちを思いだした時、自分に向かって「バカッ」とか声に出して言っている時もあります。思わず周囲を見回し、誰もいなくてホッとしたり、時に怪訝(けげん)な視線やビックリした視線に出会い、あわてて芝居の練習をしているふりをしたり・・・(ブログR4.2.5)』
『後悔の気持ちがフッと湧いた時⇒声が出る』『ひどい失敗・過ちを思いだした時⇒自分に向かってバカッとか声に出して言っている』
書いた時は、『自分の直したいクセ』と思っていました。クセではなく、人体のメカニズムとして、不安を解消する方法を自然に実践していたんだと、ハタと気づきました。
呼吸がゆっくりになる体操は、『肺体操』で検索すると出てきました。不安解消効果のほか、肩こり解消、姿勢の矯正、血圧の低下や冷え性の改善などの効果があると解説されていました。早速きょうから実践してみようと思います。声を出す前に不安が和らいで、『クセ』が治るかもしれません。
(としひさ)
(*1)ハタと気づく:突然気づくこと。「ハタ」は、突然に物がぶつかり合ったり、落ちたりする音を文字にした「はった」が変化して「はた」になった。(ネット百科事典などより抜粋)