令和元年、大分市内で起きた自転車の盗難件数は406件、車上狙い110件、住居侵入32件でした。
刑法に違反した犯罪の認知件数の内、約7割は自転車泥棒、車上狙い、住居侵入などの窃盗犯です。
大分市の取り組みについて
今、大分市内各地域では、自治会や老人会、青少年健全育成協議会やPTA等を中心に、自主防犯パトロールや子ども見守りパトロールが行われています。
「自分の暮らす街を、地域を、笑顔で暮らせる元気な街に、地域にしたい」
そんな思いを持ったみなさんの活発な活動が、自転車泥棒や車上狙いや住居侵入など、窃盗犯の犯罪抑止に繋がっています。
大分市では、こういう団体との連携を図りながら、地域に密着した取り組みに努めています。
例えば、「防犯に配慮した住環境整備」という取り組みがあります。
これは、道路を明るくする防犯灯の、設置及び電気料の負担をする自治会等に補助金を支給する、というものです。
現在、市内全域で約4万灯のLED防犯灯が設置されています。
これにより、夜でも道路を明るく照らすことで、皆さんの安全の確保に役立っています。
また、公道、公の道路を撮影する防犯カメラの設置が進められています。
防犯カメラの設置を計画している自治会等に対して、設置する費用の一部が補助されています。
令和元年8月よりこの補助事業が始まったばかりのため、まだまだ設置個所は少ないのが現状ですが、今後いくつかの校区、いくつかの個所で設置が予定されています。
大分市議会議員としての役割
犯罪の抑止には地域コミュニティの活性化が大事な要素です。
また地域コミュニティの活性化は、災害が起きた時に住民が共に助け合う共助。
地域での子ども子育て支援。
障がい者や高齢者福祉。
健康づくりや地域医療体制の充実など、多くの取り組みの大事な要素となっています。
今後、大分市が取り組むまちづくりには、地域コミュニティの活性化が、大事なキーワードになってきます。