きのう、『お声』をいただきました。
「産業廃棄物等を処理する事業所が自宅近くにできた。処理する音がうるさい。何とかならないか」というお電話でした。状況を市の担当課に確認する必要がありました。祝日の電話であったため、1日待っていただきました。
今朝、担当課に状況を確認しました。結論的には、「産業廃棄物等を処理する施設許可の申請があり、調査しました。調査の結果、観測地点での騒音が、施設から出る音により増すことはありませんでした。施設許可を出しても問題はないと判断しました」とのことでした。
許可するに当たっては、騒音規制法に基づいた、敷地境界線上などの騒音を測定しなければなりません。施設許可を出すまでの流れを詳しく聞きました。
「車の音など、出来るだけまわりの音が入らないようにして計測した値は、敷地境界線上で64デシベルでした。人が普通に話すときの声が大体60デシベルです。車が通過したりすると80デシベルくらいにあがります。同じように周りの音が出来るだけ入らないようにした中で、施設が機械を動かしたときの値も計測しました。63デシベルで、機械を動かす前とほとんど変化はありませんでした。また、直近民家での計測値も61と61で、変化はありませんでした」とのことでした。
また、「法律の範囲内であっても、地元から苦情が出ているのであれば防音壁を作りましょう、と事業所が言っています。3月末には完成する予定です」とのことでした。
お声をいただいた方に状況を説明し、「防音壁が出来上がった後、まだうるさいと感じるようであればご連絡ください」とお伝えしました。
(としひさ)