テーマに寄せられた意見・質問、またそれに対する仲道としひさの回答をご紹介します。
【意見交換会の流れ】
1. テーマに関する大分市の取り組みの説明
2. 意見交換(質問に対する回答の中で調査が必要な場合は調査後回答)
豊かな自然の保全と緑の創造について、大分市の基本方針と主な取り組み
基本方針
生命と暮らしを支える豊かな自然を次世代に引き継いでいくため、自然は貴重な財産であるとの認識の普及に努め、保全を進めます。
また、市街地の緑化を進めることにより、身近に自然を感じられる環境を整えるなど、緑を活用した多様な空間づくりを推進します。
おもな取り組み
- 自然の保全
- 緑の創出
- 自然保護意識の醸成
ご意見や、ご質問、および仲道としひさの回答
ご意見:子どもたちの学習機会や啓発について
毎年、鶴崎公民館で行われていた小学4年生の「環境問題への取り組み」の発表会を楽しみに、また頼もしく思いながら聞いていました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、小学生の発表はないようで残念です。
学校も働き方改革の一環で、先生方の活動に制限が出てきているようですが、子どもたちが環境問題に取り組むことは、未来の大分の豊かな自然を守る大きな力となるものだと思いますし、子どもたちにとっても貴重な体験かと思います。
行政、学校、保護者、地域を巻き込んでの、息の長い取り組みをするべきだと思います。
としひさより
いただいたお声をもとに、教育委員会に対し以下の内容を質問しました。
「働き方改革が言われ始めたころから、学校と地域との関係が希薄になってきている。
例えば、毎年鶴崎公民館で行われている『小学生の環境問題への取組発表』について、児童にとっても地域の大事な行事という認識が学校にあるのか疑問という声もある。
土日祝日の地域行事への教師の参加について、教育委員会の見解を伺いたい」
教育委員会からは以下の回答がありました。
「小学生の環境問題への取り組み発表について問い合わせたところ、各学校とも行事予定に組み入れられてはおりました。
しかし、大分市内の地域で行われる地域行事に対し、小中学生の参加が少なくなってきているとの声があるのも事実でございます。
今後は、それぞれの主催団体の皆様と十分な協議をしていく必要があろうかと考えています。」
回答に対し再度「小中学生及び教師の積極的参加を促す」ことを要望しました。
今回のご意見は、子どもたちの自然保護意識の醸成だけでなく、「生きる力をはぐくむ学校教育の充実」および「子どもたちの学びを支える教育環境の充実」にもつながるご指摘かと思います。
子どもの育ちに関わる全ての事柄について、一元的あるいは総合的にケアするシステムも必要と考えます。
ご意見ありがとうございます。
大分市のそれぞれの取り組みをチェックし、より良い効果が得られるよう提言していくのは、市議会議員の大事な役割のひとつです。
その役割を果たすために、大きな力となるのが皆様の声です。
ぜひ、皆様の声をお聞かせください。