『 日本の若者は、本当に主権者意識(*1)が低いのか? 』検証してみました。
1.20代アンケート:過去1年間に、以下の項目についてやったことのある人の割合 (%)
日本 韓 米 英 独 仏
ネットでの政治的意見の表明 4 5 21 19 14 10
政治集会への参加 1 2 7 3 11 4
デモへの参加 1 4 12 8 10 12
署名活動 5 24 31 48 30 40
商品のボイコット 10 17 20 18 46 36
(政治的、倫理的、環境的理由)
ー議員の学校 講義資料より抜粋ー
2.2022年度若者意識調査 (対象:全国の男女16歳~29歳)
2022年5月26日~28日の3日間実施
① 2022参院選に関心がない=6割
② 2022参院選の投票に「行かない」と回答した理由
・政治や選挙に関心がない 36.4%
・だれに投票したらよいか分からない 28.8%
・誰に投票しても変わらない 28.4%
・投票したい政党や候補者がいない 22.5%
・いつ選挙があるか知らないから 15.3%
3.第20回『18歳の意識調査』(対象:世界9か国の各1,000人)
自分をおとなだと思う 日本29.1% 世界76.1%
自分で国や社会を変えられると思う 日本18.3% 世界58.3%
文部科学省によれば、全国の90%以上の高校で主権者教育が実施されています。しかし、20歳代の投票率は下がっています。大分市でも同様です。
昨年実施された大分市議会議員選挙では、18歳の投票率は46.35%で、全体の46.18%をわずかに上回っていますが、19歳30.17%、20歳代26.39%でした。
『主権者』について、わたしも学び直さなければならないと思っています。まず主権者教育の教科書・手引きを取り寄せたいと思います。
(としひさ)
(*1)過去に、主権者意識について触れたブログ
R4.10.27『お詫びと訂正』R4.10.26『主権者意識』R4.10.28『若者の主権者意識』