『足』?『肢』?『脚』?

としひさより

「足」と「脚」は違うのかという疑問が、ブログを書きながら出てきました。検索してみました。「足」と「脚」は違っていました。

(NHK放送文化研究所HPより抜粋)
足に注目しました。足と脚の違いです。辞書を見ると、「 哺乳動物には『肢』、昆虫には『脚』を多く用い、ヒトの場合は足首からつま先までを『足』、足首から骨盤までを『脚』と書き分けることもある 」(三省堂 大辞林第二版)とあります。
足と脚の使い分けは厳密なようで、そうでもない部分もあるようです。「足を曲げる」は、足首から先というわけではありません。
比ゆ的に使う場合も「足」で、「客足、球(たま)足、襟(えり)足」などがあります。しかし、「雨脚、船脚」などは「脚」を使います。

疑問が増えました。「あの人はアシが速い」を検索すると、「足」と出てきます。『脚』ではないのか?「あの動物はアシが速い」も「足」と出てきます。「肢」ではないのか?『使い分けが厳密ではない部分』について、共通項を見つけようとしましたが、見つかりませんでした。

【結論】
文章の中で「足」を使うか、「脚」を使うかは、学生時代の漢字テストのように暗記するか、その都度調べるしかない。
(としひさ)

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