視察対応

としひさより

大分市議会の取組みを先進的として、きょうも他の市議会の複数の議員が視察に来てくれました。今回の視察項目は『防災会議と議会BCP(議案審議 継続のための事業計画)』と、『一問一答方式について』でした。

一問一答方式は、本会議での議員の質問と執行部の答弁を、1項目ずつやり取りするという方式です。2009年(平成21年)、わたしが議長に就任した年の第2回定例会(6月議会)から導入しました。導入前は、一括質問方式でした。議員がすべての項目につき一括して質問したあと、執行部がすべての質問に対して一括で答弁し、再質問があれば、必要な項目についてまた一括で再質問を行い、執行部もまた一括で再答弁をしていました。聞いていて何を質問しているのか、どの質問に対する答弁なのか分かりにくい方式でした。一問一答方式は、質問と答弁を分かりやすくし、『議会の見える化』を促進する取り組みの一環として取り入れました。

きょうは定例会が行われる本会議場も使い、リアルで分かりやすい説明を心掛けました。視察に来られた議員からは、「なるほど、この方法良いですね」等々、互いにささやき合う声が漏れ聞こえてきました。また、質問も数多くいただきました。

今後、質問の内容を再吟味し、なぜいただいたような内容の質問が出たのかその背景を考え、大分市議会の一問一答方式に改善の余地はないのか、再度検討したいと思います。
(としひさ)

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