『子どもを一時的に預けることが必要な時は、子育て短期支援事業をご利用ください』というページが大分市のHPにあります。『保護者が病気、出張、冠婚葬祭等で一時的に子どもをみることができない場合に、児童養護施設等でお子さんをお預かりします』と書かれています。
(注: 利用するには事前の登録、および利用申請が必要です)
【利用対象】
●大分市内に住所を有している18歳未満の児童
●保護者が一時的に養育の困難な状況にある児童
➡「1歳〜就学前の児童」については『認可保育施設の一時預かり(ブログR6.2.17)』という事業もあります。
【利用日数・利用料（自己負担額）】
🔸ショートステイ
宿泊を伴う預かりです。原則は連続6泊7日以内／月。2歳未満＝5,350円／1泊、2歳以上＝2,750円/1泊
🔸トワイライト(*1)ステイ(休日預かり)
休日(土・日・祝日・12月29日〜1月3日)の預かりです。宿泊は伴いません。利用時間=午前7時〜午後6時。1日1,350円
🔸トワイライトステイ(夜間養護)
平日の預かりです。宿泊は伴いません。利用時間＝午後6時〜午後10時。1日750円
※利用料については、ひとり親世帯等については減免制度があります。
➡令和6年度当初予算に、『親子ショートステイ』『親子トワイライトステイ（休日・夜間）』という新たな制度が提案されています。今回提案された制度では、レスパイト・ケア(在宅で介護や育児等をしている家族にリフレッシュしてもらうこと、またはそのようなサービスのこと)と合わせて、児童の養育方法や関わり方について支援を希望する親子を短期間受け入れ、支援を実施します。利用日数・時間は従前の児童だけのときと同じです。利用料は、利用形態により親の分が加算されます。利用できる施設は下記の小百合ホームと栄光園です。他の施設等とは現在（R6.3,18）交渉中です。
【従前の子育て短期支援事業を利用できる施設】
●森の木(2歳以上・大分市)
●小百合ホーム(2歳以上・大分市)
●栄光園(2歳未満・別府市)
●山家学園(2歳以上・由布市)
上記以外に別府市の2施設ほか、ファミリーホームや里親宅での預かりもあります。
➡️利用対象が大分市に住所がある児童なのに、なぜ別府市や由布市の施設が入っているのか？おそらく市内だけでは定員が足りないのだろうと思い、担当課に確認しました。
「2歳未満の児童に対応できる施設は大分市内になく、2歳以上も市内だけでは定員が足りないため」とのことでした。
【登録申請・利用申請】
利用申請は概ね1週間前までに手続きをしてください。登録申請と利用申請は同時にできます。
➡️「1週間前までに手続き」では、急な病気の時など利用ができないと思い、担当課に確認しました。「急な病気や葬祭など、状況に応じて可能な限り対応しています」とのことでした。
【問い合わせ先】
●中央子ども家庭支援センター 097-537-5688
●東部子ども家庭支援センター 097-527-2140
●西部子ども家庭支援センター 097-541-1440
(*1)トワイライト: 日の出のすぐ前、日の入りのすぐ後の空が薄明るい(薄暗い)時。(ウィキペディアより)
（としひさ）
