12月議会(令和6年第4回定例会)の初日(11月29日)、議案等について市長から提案理由説明がありました。
説明の中で、最近の市政の動きについて3つの報告がありました。その1つは『若手起業家育成事業』についてでした。
令和5年にプレオープンした「大分市若手起業家育成施設(大分市中央町2-8-3)」が本格オープンしました。この施設には、会員登録した人が自由に使用できるコミュニティエリアやミーティングルームが設置されています。登録料は無料です。
市内企業をはじめとするサポート企業等と一緒になった起業支援やマッチングの促進、起業に関連するイベントの実施などが予定されています。例えば起業支援としては、サポート企業に自社の課題を抽出してもらい、起業を目指す人たちに課題解決のためのシュミレーションをしてもらう等が考えられています。
議会としても、議会自らが作成・提案・成立させた若者応援条例に市の責務として次にように規定しています。
「第10条3項 市は若者の活躍を推進するための環境整備を図るものとする。第10条4項 市は、この条例の目的を達成するため、必要に応じて財政上の措置その他の措置を講じるものとする」
今後とも、施策をチェックし必要に応じて議会としての提言をしていかなければならないと思っています。
(としひさ)