わたしが住んでいる大分市の隣に、温泉湧出量日本1を誇る別府市があります。その別府市に『上人ヶ浜(しょうにんがはま)』と呼ばれている海岸があります。別府市でただ1つ、自然が残っている磯だそうです。別府湾の北側です。伝説によると、鎌倉時代に現・別府市鉄輪(かんなわ)の地獄地帯(温泉・観光名所)を開発したと言われている一遍上人(いっぺん しょうにん)が名前の由来になっているそうです(以上、大分県HPより)。
一遍上人は、中学の歴史のテストに出てきました。『問題:次の宗派の開祖を答えよ。時宗、浄土真宗、浄土宗、日蓮宗、・・・』時宗=一遍上人、正解したのでよく覚えています。
『上人(しょうにん)』は『聖人(しょうにん)』と表記されることもあります。
【上人・聖人の違い】
*どちらも僧侶を敬称する言葉で、どちらも『高徳な僧侶』という意味で使われるが、微妙なニュアンスが異なる。
上人: 仏道を修行し、知恵と徳を兼ね備えた僧侶を指す一般的な敬称。
聖人: 特に高徳な僧侶や、宗派の開祖などを指す場合に使われる敬称。
諸説ありましたが、わたしには上記の区別がわかりやすかったです。
(としひさ)