これまでにない…

としひさより

レオン(わが家のワンちゃん)のご飯を、スズメが食べに来ます。おととしは1羽でした(ブログR3.5.24)。今年は10羽くらい来ます。先日、レオンが前足でひっくり返したご飯(お茶碗1杯分くらい)を、10羽できれいに食べあげてくれていました。

レオンは、相変わらずスズメに無関心です。それでも、おととし来ていた1羽は、様子を見ながら少し進んでは下がり、少し進んでは下がりしていました。レオンから1mくらい手前に舞い降り、時間をかけてご飯までたどり着いていました。ところが、今年の10羽は違います。一直線にお皿のそばに舞い降りて来ます。一応警戒はしています。仕事部屋(5mくらいの距離)で、わたしが軽い咳払いをしただけでサッと散っていきます。散ったふりをして、10秒くらいでもう戻って来ます。

おととし飛来した1羽が「あそこは大丈夫」と伝えたのか、見ていて大丈夫と思ったのか分かりません。最初の1羽がとった『これまでにない行動』が、仲間に新しいエサ場を提供したのは間違いないと思います。

『これまでにない・・』で、思い当たることがあります。去年の年末に開かれた会議でのことです。12月議会で成立させた『若者応援条例』の解説書について協議をしていました。解説書のコンセプト(基本的な考え方)は、『解説書を読んだだけで、条例のすべてがわかる』です。これまでに作った4つの条例の解説書は、すべて同じ考え方『解説書を読んだだけで、条例のすべてがわかる』形式でつくってきました。結果、解説の必要のない条文まで、ほぼ条文のまま解説書に載せていました。

今回、「わかりにくい部分や用語、誤解されるかもしれない部分のみ抜き出し、解説を加えるべきだ」、わたし自身のこれまでの反省も含め提案しました。予想通り、「これまで、解説書を読めば、条例のすべてがわかる形式でつくってきた。同じにすべきだ」という意見が出されました。
わたしは、「これまでにない・・」解説書が必要と感じています。「若者応援条例は若者(おおむね16歳から29歳*大分市議会としての若者の定義)がメイン。若者が、条文本体より解説書を先に読む傾向があれば、今までの形式でもよい。一般的には、まず本体を読み、分りにくいところを解説書でカバーするのではないかと思う。若者は、ダラダラ長い文章は読まない人が多いと思う。本体以上に長い文章の解説書は、読まない人が多いと思う。必要なところだけ箇条書きにするか、あいうえお順にまとめるか、視覚的に見やすくすべきだ。これまでの形式は変えるべき」と主張しました。

どうするか、今月もう1度会議があります。
(としひさ)

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