ごみの分別収集について

としひさより

「福岡市並みにごみの分別を減らして欲しい」

昨夜いただいたご意見をもとに、大分市と福岡市の違いを調べました。

■分別収集について、大分市と福岡市の主な違い  

〈分別数〉   大分市:13分別        
        福岡市:5分別           

〈収集形態〉  大分市:直営または委託    
        福岡市:委託            

〈収集方法〉  大分市:ステーション収集   
        福岡市:戸別収集*資源物は別         

〈排出時間〉  大分市:収集日の午前8時30分まで   
        福岡市:収集日の日没から翌日の午前10時まで                       

〈指定ごみ袋〉 大分市:1種類(燃やせるごみ、燃やせないゴミ兼用)                 
        福岡市:3種類(燃やせるごみ、燃えないゴミ、びん・ペットボトル)           

■大分市のごみ収集
〈大分市民のデメリット〉
・分別の種類が多いため、排出時の負担が増える。
〈大分市民のメリット〉
・収集回数を多く設けることで、家庭内にごみを留める時間が短くなる。
・資源物は透明、半透明の袋で出せる。
・資源物の排出は、ステーションに運ぶだけで済む。

〈大分市(行政)のデメリット〉
・収集回数が多く、収集運搬業務の委託費用がかさむ。
〈大分市(行政)のメリット〉
・分別種類を細分化することで、リサイクル率の向上が図られる。
・工場での選別作業が容易となる。
・資源物の品質が確保される。

■福岡市のごみ収集
〈福岡市民のメリット〉
・分別種類が少ないため、分別の手間が省ける。
・戸別収集のため、ステーションまで運ばなくて済む。
・夜間収集により、カラス等の被害が軽減される。
〈福岡市民のデメリット〉
・資源物(瓶、ペットボトル以外)の拠点回収について、市民への負担がかかる。
・夜間の収集により、収集作業に伴う騒音の心配がある。

〈福岡市(行政)のメリット〉
・分別種類を少なくすることで、収集運搬業務の委託費用が抑えられる。
〈福岡市(行政)のデメリット〉
・プラスチックは可燃物として排出するため、リサイクル率が低くなる。
・不燃物の処理について、選別が必要となり、そのための経費が掛かる。
・夜間収集は、収集運搬業務の委託費用がかさむ。

以上のメリット、デメリットを多方面から検討する必要があると思います。
(としひさ)

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