今朝、「大分市では、プラスチックを収集した後、燃やさずにリサイクルできているのか?」「ビンなどは可燃物収集車で、バリバリ割られて回収されているが、リサイクルは大丈夫なのか?」との「お声」をお寄せいただきました。ありがとうございました。
担当課に、以下の確認を行いました。
■プラスチックの資源化までの流れ
回収されたプラスチック
⇒ 大分市福宗環境センターリサイクルプラザに集積
⇒ 手作業により、汚れていないプラスチックだけ選別
⇒ プラスチック圧縮梱包機で梱包
⇒ 公益財団法人日本容器リサイクル協会へ引き渡し
(一部は一般競争入札により処理を委託)
⇒ パレット、再生樹脂、建設材、合成ガラス、化学燃料等に再生
■プラスチックの資源化率
年度 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 |
回収量(t) | 3,222 | 3,236 | 3,252 | 3,252 | 3,280 |
資源化量(t) | 2,797 | 2,805 | 2,802 | 2,742 | 2,797 |
資源化率 | 86.8% | 86.6% | 86.1% | 84.3 % | 85.2% |
■缶・ビンの資源化までの流れ
回収された缶・ビン
⇒ 大分市福宗環境センターリサイクルプラザに集積
⇒ 手作業により、缶とビンを選別
⇒ ビンは手作業により色分け(透明、茶、その他)
缶は機械(缶用磁選機)によりスチール缶とアルミ缶に選別
⇒ ビンは公益財団法人日本容器リサイクル協会へ引き渡し、
缶は一般競争入札により処理を委託
⇒ ビンはびん、タイル、断熱材等に
再生缶はアルミ製品、建設用鋼材、レール等に再生
■缶・ビンの資源化率
年度 | H27 | H28 | H29 | H30 | R1 |
缶・ビン回収量(t) | 4,327 | 4,189 | 4,138 | 3,880 | 3,957 |
ビン資源化量(t) | 664 | 583 | 594 | 515 | 549 |
缶資源化量(t) | 902 | 918 | 914 | 934 | 920 |
缶・ビン資源化率 | 36.1% | 35.8% | 36.4% | 37.3% | 37.1% |
*缶・ビンは、回収時に混ざった状態で計量されるため、ビンのみの資源化率は計算ができません。
*ビンは、解かされてから資源化されるので、回収時にバリバリ割られること自体は問題ありません。
(としひさ)
写真は佐野植物公園より佐野清掃センターを写しています。