6月議会

きょうから、令和3年大分市議会第2回定例会が始まりました。(通称6月議会)
6月補正予算として、4つの事業に9億1千万円が計上されました。4事業とも、新型コロナウイルス対策費です。

本会議冒頭、佐藤市長が壇上に立ち、提案理由を滔々(とうとう:水や、人の話などが、よどみ無くどんどん流れていく様子)と述べられました。4つの事業についての市長の説明をそのまま掲載します。(事業名から、新型コロナウイルスの表記は省いています。)

【検査体制強化事業 1億8千万円】
感染症の検査に係る経費として、1億8千万円を計上いたしております。
これは、JR大分駅府内中央口広場に設置しております大分市抗原検査センターを、7月以降、引き続き運営するための経費の計上であります。

【ワクチン接種事業 3億円】
ワクチン接種の計画前倒しに係る経費として、3億円を計上いたしております。
これは、国の方針に基づき、高齢者へのワクチン接種を7月末までに完了させるため、医療従事者のさらなる確保や時間外、休日における接種体制確保のための経費の計上であります。

【業務体制確保事業 6千万円】
保健所における業務体制確保に係る経費として、6千万円を計上いたしております。
これは、感染者数の増加に伴う積極的疫学調査や陽性患者搬送に係る経費の追加計上であります。

【生活困窮者自立支援金事業 3億7千万円】
生活困窮者自立支援金の支給に係る経費として、3億7千万円を計上いたしております。これは、感染症による影響が長期化する中、国の生活困窮世帯への支援策として、現行の貸付制度の利用が限度額に達している世帯等に対し、1世帯当たり最大30万円を支給するための経費の計上であります。

以上が6月補正予算についての、佐藤市長の説明です。
9億1千万円の内訳は、国県からのお金が7億1千万円、大分市の支出が2億円です。

予算議案以外にも、条例の制定や事業契約の締結などの一般議案20件、専決処分8件、報告11件、追加提出予定議案3件を審議します。
6月28日の閉会日まで、議員全員で、漏れることなくチェックを行い、必要な提言を行っていかなければなりません。
(としひさ)

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