新型コロナウイルス感染症の影響で、がん検診や特定検診(*1)を受ける人の数が減っています。
大分市では、令和3年度の新規重点事業として、がん検診にかかる自己負担額500円を無料にしています。事業費は3,000万円です。
対象となる方は、大分市に住民票があり、職場や加入している医療保険での受診機会がない方です。
対象検診は、肺がん(喀たん)、前立線がん、胃がん(X線)、胃がんリスク、乳がん、子宮頸がん、骨粗しょう症です。
受信回数は、令和3年4月1日~令和4年3月31日までに各項目1回のみです。
肺がん(二重読影)、肝炎ウイルス、大腸がん、結核については、これまでも無料でした。
特定検診の費用8千円については、事業が始まった2008年(平成20年)から無料です。
市では、生活習慣病やその他の疾病を早期発見することにより、市民生活の質の向上、健康寿命の延伸、医療費の抑制につなげたい、としています。わたしも、来週、特定検診とがん検診に行ってこようと思います。
(*1)特定検診
生活習慣病のリスクを高めるメタボリックシンドローム(通称メタボ)の予防・早期発見を目的に行われる健康診査です。メタボの状態を放置していると、脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる病気を引き起こす恐れがあります。
(としひさ)