子ども・子育て支援(1)

市政報告

きのうブログに書いた『結婚支援』に関連して、大分市が行っている『子ども・子育て支援』について、追加説明をさせていただきたいと思います。

まず、『妊娠・出産・育児の切れ目のない支援』について、大分市の行っている施策を紹介させていただきます。(第2期すくすく大分っ子プランより抜粋)

ご紹介する11の施策

1.妊娠・出産・育児に関する保健指導の充実
2.妊婦健康診査の推進
3.訪問指導の充実
4.子育て世代包括支援事業の推進
5.子育て情報の提供
6.出産・育児に関する教室や講座の充実
7.「絵本の広場」等の実施
8.幼児教育・保育施設における子育て支援の充実
9.子育て教室の実施
10.乳児家庭全戸訪問事業の推進
11.ファミリーパートナーによる育児相談の実施

1.妊娠・出産・育児に関する保健指導の充実
■母子健康手帳交付時に、保健師・助産師等の専門職による個別の面接を受けてもらい、必要に応じてきめ細やかな指導等を行う。

2.妊婦健康診査の推進
■妊娠中の異常を早期に発見し、適切な治療や保健指導につなげる。
(具体例)
〇医療機関及び助産所において、健診(妊婦健康診査受診票を使用)を受けてもらう。

3.訪問指導の充実
■新生児、未熟児、乳幼児、妊産婦等を訪問し、身体の発育・発達や育児への不安や悩みなどの相談に応じるとともに、母乳育児や家族計画等の情報を提供する等、必要な保健指導を行う。
■医療機関等からの情報提供により支援が必要な妊産婦に対し訪問指導を行い、必要なサービス等につなげる。

4.子育て世代包括支援事業の推進
■妊娠・出産・育児に関する相談支援体制の充実を図る。
(具体例)
〇「母子保健の関係部署」と「子育て支援の関係部署」との連携強化を図り、どこに相談しても必要な支援につながるよう、関係機関におけるネットワーク会議や研修会等を行う。

5.子育て情報の提供
■子育て支援サイト「naana」や冊子本「子育て応援ガイド」を活用し、子育て家庭に向け情報を提供する。
■サイト内に交流サイト「おしゃべりnaana」を設け、親同士が交流できる場を提供する。
■転入者に対して、冊子本配布等による情報提供を行うとともに、子育て交流センター主催の「ウエルカムパーティー」により、子育て家庭が早く地域になじめるよう後押しする。
■「孫育てガイドブック」の配布を進め、親世代の子育てを祖父母がサポートし、家庭で子育てを支える機運の醸成を図る。

6.出産・育児に関する教室や講座の充実
■出産・育児について切れ目のない情報提供を行うための教室・講座を開催する。
■保護者が悩みを抱え込まないよう育児相談や交流会を行う。
(具体例)
〇初妊婦やその夫を対象とした「プレママ・プレパパスクール」を開催する。
〇乳幼児の保護者を対象とした「すくすく赤ちゃんルーム」「親子スキンシップ教室」を開催する。
〇祖父母世代を対象とした「孫育て応援教室」を開催する。

7.「絵本の広場」等の実施
■1歳6か月児健診や3歳児健診の機会を活用し、絵本の紹介や読み聞かせ等を行い、絵本を介した親子の絆づくりの大切さについて啓発を図る。
■就学前の子どもを持つ保護者に対して、子育てについて学習する講演会を実施し、家庭における教育力の向上を図る。

8.幼児教育・保育施設における子育て支援の充実
■幼稚園、保育所、認定こども園で未就学児童の保護者を対象に子育て相談や子育て情報の提供を行うとともに、保護者同士の交流の場を提供し、親子の育ちを支援する。

9.子育て教室の実施
■リズム遊びや体操やクッキングなど、子どもの年齢にあわせて親子で参加できる教室を開催する。
■「NPお母さん広場」等、妊婦や乳幼児の保護者を対象に、子育て不安の解消を図り、自分らしい子育てを見つけるための講座を開催する。

10.乳児家庭全戸訪問事業の推進
■生後4か月までの乳児がいる全ての家庭を訪問し、不安や悩みを聞き、子育てに必要な情報提供や助言を行い、地域の中で子どもが健やかに育つ環境づくりに努める。
■配慮を要する家庭に対しては関係機関と連携し、継続的な支援を行う。

11.ファミリーパートナーによる育児相談の実施
■市内11カ所の子どもルームをファミリーパートナーが巡回し、子どもの発達や育児相談を受けるとともに、子育てに関する情報提供を行う。
■育児に不安や悩みを抱える子育て家庭を訪問し、安心して子育てができるよう支援する。

以上で第1弾の追加説明を終わらせていただきます。今後、随時、「乳幼児の発育・発達に向けた支援の充実」他、子ども・子育て支援に関する追加説明をさせていただきたいと思っております。
「コロナ禍での実施状況は?」「相談に行くにはどうしたらよい?」「この事業何?」など、ぜひ皆様の『お声』をお聞かせください。
(としひさ)

タイトルとURLをコピーしました