全国学力・学習状況調査

としひさより

『全国学力・学習状況調査』( *1) が、本年度は5月に実施されました。
きのう15日、全教科の平均正答率が、2回連続で全国を超えた大分県内の小中学校が、大分県教育委員会から公表されました。大分市も、小学校16校、中学校11校の校名がありました。

大分市は、令和2年度、コロナ禍による約2か月間の臨時休業 (*2) を余儀なくされました。1年間に必要な授業時間を確保できるのか心配しました。教育委員会からの報告によると、年度当初の計画通り、1年を終えることができたようです。ホッとしました。

学力については、『教育に関する点検・評価』の中で、大分市教育委員会が5つの課題を挙げています。
課題解決のため、今後は、
・『大分市授業力向上ハンドブック』のさらなる活用
・教科指導マイスターによる巡回指導の強化
・小学校高学年における教科担任制の導入
など、教職員の資質向上とともに、指導体制の強化も求められていると思います。

議会と共に、わたし個人としても教育現場の様々な『声』を聴き、必要な提言を行っていかなければならないと思っています。以前のブログにも書きましたが、教育課題への取り組みは、わたしの欠かせないライフワークの1つです(ブログ9.7)。
(としひさ)

(*1) 全国学力・学習状況調査
【対象学年】小学校6年生、中学校3年生
【学科に関する調査】国語、算数、数学の内、2教科(英語、理科は3年に1度程度実施)
【生活習慣や学校環境に関する質問】・児童生徒に対する調査・学校に対する調査
(*2) 学校の『休業』:小・中・高校で授業を行わないことは『休校』ではなく、『休業』と称する。

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