学力についての5つの課題

としひさより

きのう書いたブログについて、お問い合わせをいただきました。
ご質問は、「学力について、教育委員会が挙げた5つの課題は?」でした。
『お声』をお寄せいただき、ありがとうございました。

挙げられた課題は、
1.小学校国語において、「文章を読み取り自分の考えを書く力」が不足している。
2.小学校理科において、観察や実験などに関する基本的な技能を確実に身に付けさせる必要がある。
(1・2とも、大分市標準学力調査で、全国平均を下回っていた項目です。)
3.小集団活動を通じて問題解決を図るなど、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向け、引き続き授業改善を行っていく必要がある。
4.優れた実践事例を、学校間で共有していく必要がある。
5.児童生徒の理解や習熟の程度等に応じた、指導の質の向上等を図っていく必要がある。
でした。

以上は、『教育に関する事務の管理及び執行の状況についての点検及び評価 報告書』の記載から抜粋しました。
この報告書について、きのうのブログには、略して『教育に関する点検・評価』と書いています。『地方教育行政の組織及び運営に関する法律』の一部改正により、議会に提出することが義務付けられました。改正は、平成19年6月に行われました。

今回ご質問への答えをまとめた後、他の箇所も、改めて読み直してみました。前回は、添付されている『参考資料』には、目を通していませんでした。見てみると、いくつか参考になる点が出てきました。ご質問をいただいたお陰だと、感謝しています。
(としひさ)

タイトルとURLをコピーしました