別府市と大分市を結ぶ国道10号線は、通称 別大国道と呼ばれています。国道と並行して、すぐ横をJR日豊本線が走り、線路の向こう側には高崎山(ブログR4.2.11)がそびえ、目を転じると、反対側にはゆったりと別府湾が広がっています。この風光明媚な海岸線に、大分市が『道の駅』の整備を進めています。
去る6月6日、『道の駅』の名称が決定しました。
『たのうらら』となりました。1,971作品の応募をいただきました。選考委員会で1,971作品を5作品に絞り込みました(ブログR4.4.18)。絞った5作品を市民投票にかけました。投票総数3,669票のうち、1911票を『たのうらら』が獲得しました。
『たのうらら』の提案者が3人いらっしゃいました。提案者それぞれの「名称に対する思いや付けた理由」を抜粋すると、
(Aさん)
「田の浦」は地名として県民をはじめ多くの方々に知れ渡り、新しくできる道の駅の場所がイメージできる。建物のデザインが白浪やカモメのように見えて、別府湾の穏やかな海を想像しました。その穏やかな海の「うららかさ」と田ノ浦という知名度から「たのうらら」という愛称に至りました。
(Bさん)
たの→楽しい うらら→うららかなひざし 「うらら~」と歌いたくなるような場所。
(Cさん)
「田の浦」という地名と「麗か(うららか)」という俳句の季語にもなっている言葉を組み合わせました。季語は「春の日がうるわしくなごやかに照って、よろずの物が輝くさまをいう」という意味があり、この新しい道の駅にピッタリだと感じました。そして「麗か(うららか)」は、別府湾に日が柔らかくのどかに照っている雰囲気を思い出させます。
すてきな提案をしていただきました。また、『たのうらら』以外にも捨てがたい名称が沢山ありました。提案していただいた皆さま、投票していただいた皆さま、ありがとうございました。
引き続き、7月中旬よりロゴマークの募集が始まります。募集方法等の詳細は、決定次第、市HPに掲載されます。ぜひ、ご応募いただきますよう、よろしくお願い致します。
(としひさ)