きのう、ブログに書いた『ツルリバ(鶴崎のたまり場・ブログ11.15)』は、大分市が行っている『地域の担い手育成事業』から生まれた活動です。
『地域の担い手育成事業』
【目的】 地域の担い手を発掘・育成する。
【対象】 これまで地域活動に馴染みの薄かった地域住民。
【内容】 連続5回の講座を開催。まちづくりや地域活動の手法、事業の企画立案の手法などを勉強する講座。参加者同士で話し合いながら企画を発案してもらい、実際に企画を実行するものや、地域活動に参加する人を育成する。
【受講料】 無料
【2021年度予算】 220万円
【開催実績】 2021年までに市内5地区で開催
『ツルリバ』活動の代表者は、この講座の卒業生です。
『舞子浜リビングプロジェクト』もこの事業から生まれた活動の1つです。大在地区の舞子浜を、大在で暮らすみんなの「リビング」にしたいとの思いから結成されました。舞子浜の清掃やシーカヤックなど、各種イベントが開催されています。
『ツルリバ』や『舞子浜リビングプロジェクト』以外にも、講座を開催した地域では、小さいながら新たな活動が生れています。しかし、講座の開催は、これまでの5年間、1年度1地区に留まっています。開催地区の情報収集や受講者募集など、講座開催までの準備に時間がかかるためです。
現在、多くの地域が『地域活動の担い手不足』という課題を抱えています。新たな地域活動の担い手を発掘・育成していかなければなりません。議会として、『地域の担い手育成事業』について、さらなるサポートの可否を協議し、担当課と力を合わせ、担当課と一緒にこの事業を進めていかなければなりません。
(としひさ)