童話

としひさより

『童話 桃太郎』を、子どもに読ませていいのだろうか?と思ったことがあります。

わたしが子どもの頃読んだ桃太郎は、「鬼退治に一緒に行くなら、きび団子をあげよう」だったと記憶しています。オトナになってから、本の内容を思い返した時「○○するなら、××してあげよう」「家の手伝いをするなら、おもちゃを買ってあげよう」と同じ。「お馬さんの鼻先にニンジンをぶら下げて走らせる的な話」と感じてしまったようです。

「童話 桃太郎 教訓」と検索してみました。教訓がいくつも出てきました。
何を教え諭すかによって、物語も少しずつ違うようです。「きび団子をひとつはやれん、半分やろう」という、なぜ半分?と思うような『桃太郎』もありました。

教訓と言われるものを見れば、物語に照らして『なるほど』とは思えます。しかし、読ませていいのだろうか?という思いは残りました。
(としひさ)

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