鏡開き

としひさより

朝、大分県豊後(ぶんご)大野市三重町に向かって車を走らせていました。つけっぱなしのカーラジオから、『正月に飾ったお餅を食べる鏡開き(かがみびらき)はいつ?』という司会者の声が聞こえてきました。
注意をラジオに向け、聞いていると、『鏡開きをいつするか、地域によって違います。松の内(*1)を1月7日までとするところは鏡開きを11日、15日までとするところは15日にする場合が多いようです。本来、松の内は15日までで、鏡開きは20日でした。江戸時代、3代将軍徳川家光の月命日20日と重なったため、鏡開きが11日、松の内も7日までになったといわれています』という説明がありました。
これまで、鏡開きの日が決まっていることを知りませんでした。我が家の今年の鏡開きは、妻にお願いして、本来といわれる1月20日にしてもらおうと思いました。

ラジオからは『いつ』以外にも、なぜ鏡開きと言うのか、鏡開きの意味は、お年玉は昔お餅だった、なぜお年玉をお年玉と言うのかなど、お正月の風習についての説明が続きました。
知らない事ばかりでした。改めて、今年の目標の1つ知識の集積に時間を割かなければ(ブログR3.12.30)、と思いました。
(としひさ)

(*1)松の内: 門松を飾っておく期間のことを指すそうです。『ご先祖さまである年神さま(としがみさま)は、家々に飾ってある松の枝をこの世に滞在している間の宿とします。松の内とは、年神様が滞在している期間を意味します』とありました。

タイトルとURLをコピーしました