『お声』をいただきました。
【Aさんからのご質問①】 県営住宅の3階に住んでいます。最近階段の上り下りがつらくなり、1階に移りたいと思っています。1階は年齢制限があるようなことを聞いたことがあります。詳しく教えてください。
【Aさんへの回答①】
(県営住宅➡県営住宅、市営住宅➡市営住宅のケース)
県営住宅、市営住宅では、通常住み替えは認められていません。住み替えができる要件として認められているのは、主に以下の2つです。
①ケガや病気、あるいは加齢による関節の変形など、お医者さんの診断書がある場合
②家族構成が変わり、狭い部屋から広い部屋、あるいは広い部屋から狭い部屋に移りたい場合
*年齢制限はありません。
従ってAさんの場合、お医者さんの診断書があれば3階から1階に移ることができます。同じ棟の1階が満室であれば、同じ団地内にある他の棟や、他の団地でも探すことができます。県営住宅、市営住宅とも、住み替えの要件は同じです。
【Aさんからのご質問②】県営住宅から、可能であれば市営住宅に移りたいと思っています。ネットで見るとダメみたいなことを書いていました。やっぱり無理なのでしょうか?
【Aさんへの回答②】
(県営住宅➡市営住宅のケース)
ネットでご覧になった通り、現状では、県営住宅から市営住宅に移ることはできません。ただ、大分市では、要件を満たせば県営から市営に移ることができるよう、条例改正に向け準備を進めています。県営から市営に移る要件としては、主に以下の2つが検討されています。
①ケガや病気、あるいは加齢による関節の変形など、お医者さんの診断書がある場合
②家族構成が変わり、狭い部屋から広い部屋、あるいは広い部屋から狭い部屋に移りたい場合
早ければ今年度中に議会(大分市議会)に提案され、審議することになっています。従って、例えば改正された条例案が今年度中に議会を通過し、Aさんが診断書をお持ちであれば、新しい条例の施行日以降、県営の3階から市営の1階に移ることができるようになります。
*県営から市営ではなく、市営から県営への住み替えは、現行の条例でも条例上は可能です。
(としひさ)