リモート法要

としひさより

きょうは、菩提寺(ぼだいじ:ご先祖さまのご供養をしていただいているお寺)の「寺総代さんとお世話人さんの会」がありました。「お世話人さん」は、お寺の行事などで「俗」世間的な面のサポートをお願いし、寺総代長(ブログR3.5.7)、寺総代さん(*1)と共に菩提寺を盛り立てていただいている皆さんです。きょうは15人お集まりいただきました。もちろん、距離を開け、マスク着用、手指を消毒しての開催でした。

会の中で、ご住職から、「遠隔地で来県できない方のために『リモート法要』を数件行い、大変好評でした。ご相談ください」とのお話がありました。総代さんやお世話人さんからは、「リモートは、顔を見ながら話せるのがいい」や、「県外に居ながら法事に参加できる」や、「本堂は広いので、密を気にしなくていい」などの声があがっていました。

ご住職がリモート法要を行った数件の内、1件はわが家でした。祖母の13回忌の法要を、お寺の本堂で、リモートで行っていただきました(ブログR3.3.7)。パソコンをはじめ、機械のセッティングは全てまだ若い、副ご住職がやってくださいました。細かな微調整もOKとのことでしたが、わが家にはパソコン得意の妻と子どもたちがいます。あとは「お任せいただいて大丈夫です」で、始まってからは福ご住職のお手を患わせことはありませんでした。

我が家の次の法要は、わたしの高祖父(こうそふ:祖父の祖父)の100回忌です。リモート法要のおかげ様で、コロナ禍での法要開催について、あまり気にしなくて済むようになりました。
形を変えながらではありますが、お寺の日常が少しずつ戻ってきているような気がします。
(としひさ)

(*1)寺総代: 檀家(だんか)さんを代表してお寺の運営をサポートする人または家

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