『お声』をいただきました。

としひさより

『お声』を2ついただきました。ありがとうございました。

【お声:1】 私が住んでいる地区は道路が狭い場所が多く、子どもがいるとヒヤッとすることが多々あります。区画整理をしていただけないでしょうか。

(お答え 区画整理による道路拡幅について)
お住いの地域のうち、一部の地区については「土地買収による道路拡幅事業(住環境整備事業)」が進められています。また地元住民による『○○地区(=小学校区名)住環境整備事業促進期成会』が結成され、市との協議、要望等も行われています。ただ、お問い合わせのあった地区内の道路については計画に入っていません。ご依頼いただけば、地区の自治会長さんや促進期成会のお考え等、お伺いしてみます。ご連絡ください。

『お声』にあった区画整理事業は、土地区画整理法に基づく「面」での整備となります。対象となる関係者(地権者)の人数も多くなり、時間もお金もかかります。
市の担当者の言葉を借りれば、「区画整理事業は、まず、圧倒的な地元の熱意と合意が必要と思っています。次に財源の検討となります。時間もかかります」とのことでした。
財源、時間については、例えば今年竣功した横尾土地区画整理事業の場合、総事業費192億7200万円、期間については、国指定史跡が発掘されたことも期間が長くなった原因の1つですが、32年かかりました。
(区画整理事業のメリット)
〇区画も道路もきれいに、整然となる。
〇区画も道路もきれいに、整然となることで、土地の評価(地価)が上がる。
(区画整理事業のデメリット)
〇地価が上がることで固定資産税も上がることが予想される。
〇必ずしも同じ場所に換地されるとは限らない。
〇いま住んでいる土地の一部を、公共の土地として提供しなければならない。

【お声:2】 市報で『段ボールコンポスト支給制度』を見ました。申請は、申請書を受け取りに行くか、ネット上からプリントアウトして届け出るようになっています。本件に限らず、紙による申請から、足を運ばなくて済むようデジタル化を図っていただければ大変助かります。交通弱者対応にも資するかと思います。

(お答え 申請のデジタル化について)
大分市では、申請のデジタル化を順次進めています。一気に全部デジタル化できない理由は、デジタル化作業の煩雑さです。デジタル化する申請の内容によっては、条例や例規の改正を行わなければなりません。順次デジタル化にせざるを得ないのかな、と思います。
ただ、今回協議する中で、気になることがありました。デジタル化する順番です。担当課の説明では、「申請件数の多い申請から順次デジタル化している」とのことでした。申請件数ではなく、『お声』にあったように、交通弱者といわれる人の申請が多いと思われる申請からデジタル化を進めるべきだと思いました。提案しました。
「実務上可能かどうか、至急検討します」と回答がありました。
(としひさ)

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