4月の吉日、若者応援条例のポスターとチラシを持った推進チーム(*1)のメンバーが、自分に割り当てられた市内の大学、高校、専門学校等を目指し、駆け出していきました。
若者応援条例は、昨年の12月議会に議会から提案し、成立させた条例です。全国に市長から提案された若者応援条例(各市で名称は少しずつちがいます)はありますが、議会から提案された若者応援条例は(全国で)初めてです。それだけに、推進チームのメンバーには強い思い入れがあります。
『若者応援条例をもっとアピールしたい。自分たちでポスターとチラシを持って大学、高校、専門学校等を回ろう』ということになりました。チラシは生徒の数だけ準備しました。回った学校は、合わせて35校。
わたしも母校の高等学校と、5年間PTA会長を務めた高等学校、地元の高等学校2校、計4校を回りました。回る中で、ある校長先生から、「生徒全員にチラシは配りますが、PDFにして保護者にも配信しましょうか」という嬉しいお話をいただきました。すぐに議会事務局に連絡し、『こんなお話をいただいた』と、推進チーム全員にメール送信してもらいました。
大分市議会が若者応援条例に込めた思いは、
『若者が持っている活力と行動力を社会全体で応援し、若者が活躍できる社会をつくること。そして次の世代が若者になった時、同様に活躍したいと思える社会の実現を目指す。ここでいう「活躍」とは、多くの人に注目を浴びる活動に限らず、ひとりひとりが持っている思いや願いを表現することも「活躍」と捉える』
と理解しています。
実現に向け、議会の監視機能と民意吸収機能を高めるとともに、必要に応じて提言等行っていかなければならないと思っています。
(としひさ)
(*1)推進チーム: 大分市議会 議員政策研究会 推進チーム。議会から提案する条例や、市長に対する提言の「素案」をつくるためのチーム。各会派から選ばれた12~14名くらいで構成しています。