白い杖の日

としひさより

1970年(昭和45年)、世界盲人連合が10月15日を『国際白い杖(つえ)の日』と定めました。『白い杖の日』について、以下ライオンズクラブ国際協会のHPより抜粋です。
「白い杖は、安全な、信頼できる歩行の道具として、世界中の目の見えない人や視覚障がいのある人に使用されています。白い杖はその使用者のスキルと能力、移動と自立の象徴です。また、白い杖によって、視覚障がいのあることを周囲に認識してもらうこともできます。交通法で白い杖を使用する人を保護することが定められている国もあります。 白色を強調するために、赤い帯や細長い布を巻いたものもあります」

ネットの『今日は何の日』に、白い杖についてこれまで知らなかったことが書かれていました。
「白い杖を地面と垂直にし、地面に付けず縦に持っている場合は、自分に視覚障がいのあることを周囲の人に知らせている場合が多いとされています」

また、和歌山県が視覚障がいについてまとめた資料の中に、次のような言葉がありました。
「見えないからできない」のではなく、「見えなくても教えてもらえばできることが多くあります」
ハッとさせられる言葉でした。(としひさ)

盲人のための国際シンボルマーク
世界盲人連合で1984年に制定された視覚障がい者のための世界共通のマーク。視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などに付けられています。信号機や国際点字郵便物、書籍などで身近に見かけるマークです。

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