大分高等学校書道部の皆さんと、人の背丈をはるかに超える大きな『夢』という文字が市報 新春号の表紙を飾っています。(*1)
「大分高等学校」という言葉には、何か懐かしい響きがあります。子どもたち3人が通った学校であり、わたしが5年間PTA会長を務めた学校であり、チョビ(わが家のニャンちゃん)が娘と出会った学校です。
19年前、校舎の横の側溝をコロコロ流れている大人のこぶし位のちっちゃなネコを大分中学の生徒が見つけました。その後、娘と縁があり、わが家のネコになってくれました。わが家のネコというだけでなく、隣近所でも部屋の中に入れてもらって昼寝をしたり、食事をしたりしているようです。
夏は何日も帰ってこないこともありました。隣近所で寝泊まりさせてもらっていたようです。冬寒くなって、少し自分の家にいる時間が長くなりました。
水も、冷たい水よりフロ場でお湯を飲む(ブログR5.2.3)回数が増えてきたような気がします。先日は、3日続けてわたしがフロに入っている時間に『お湯』を飲みに来ました。3日続けては、たまたまだったと思いますが、以来チョビの『お湯』係はわたしと、チョビに決められてしまったようです。わたしが家に帰ってくると、どこからともなくチョビも帰ってきます。フロ場の前まで行きチョコンと座ります。顔だけ振り向いてわたしに向けます。わたしが洗面器に水道からお湯を入れ、フロのふたの上に置くのをじっと待っています。きょうもどこからともなく帰って来て、少し立ち止まった後フロ場に向かいました。
人間に換算すると推定年齢88歳です。わたしより年上です。それでも「しぐさのかわいいネコだな」と思います。「いい歳のとり方をしたネコだな」と思います。
(としひさ)
(*1)表紙写真の説明文は「第28回全日本高校・大学生書道展 高等学校の部 最優秀校」となっていました。大分高等学校書道部は、これまで文部科学大臣賞など数多くの全国1位を獲得しています。