「チームの結束力には、選手の採用に秘密がある」サッカー・ホンダFC、小林監督の言葉です。
ホンダFCは、『最強のアマチュア』と呼ばれているチームです。プロリーグであるJ１，J２、J3の下のリーグ、JFLというアマチュアのリーグに所属しています。しかし、天皇杯（プロチームと都道府県代表のアマチュアチームで日本一を決める大会）で、Jリーグのチームを19回も破っているチームです。
天皇杯本選には、100近いチームが参戦します。時々アマチュアチームがプロに勝ちます。プロによく勝つチームとして、ホンダFCは注目しているチームの1つです。そのホンダFCが、録画していたサッカー番組に出ていました。「サッカーの園～究極のワンプレー～」という番組です。録画していた日のテーマは、「ジャイアントキリング（番狂わせ、格下が格上を倒す）」でした。
上記小林監督の、「チームの結束力には、選手の採用に秘密がある」は、番組の中で監督が言った言葉です。「なぜホンダFCは19回もジャイアントキリングを起こせたのか」という番組からの質問に対し、「ホンダFCの強みはチームの結束力」という選手の言葉を受けての言葉でした。
監督の言う「採用の秘密」は、「採用基準」にありました。基準はなんと『優れた人間性』でした。その『人間性の見極め方』もユニークでした。
１．監督は、気になった選手（候補）とまず食事に行くそうです。行く時は、必ず監督が車の運転をします。選手は後部座席です。監督が話しかけた時、選手がバックミラーに写る監督の目を見て話しているかがチェックポイント。
２．セルフサービスの店で、他の人の水を持って来られるかもポイントの１つ。
３．食事の時「いただきます」「ごちそうさま」が言えるかもポイントの１つ。
テレビで秘密を公表してしまっていいのかと思いました。次からみんな、バックミラーの監督の目を見るだろうなと思いました。食事以外にまだまだポイントがいっぱいあるから3つくらい公表してもいいのかなとも思いました。最後に、ホンダFCの『ゆるぎない結束力』を、大分市議会も欲しいなと思いました。
（としひさ）
