『母語(ぼご)』という言葉を初めて知りました。ウィキペディア(多言語インターネット百科事典)の「ブーバ/キキ効果(ブログR6.2.24)」の解説の中に出てきました。
『母国語』は聞いたことがあります。同じ意味かと思いました。調べたら違っていました。
【 母語 】
おさないころに周囲の人が話すのを聞いて自然に覚えた初めての言語。
【 母国語 】
国籍を持っている(自分が属している)国の公用語。公用語とは、その国等で用いることが公式に定められた言語、あるいは共通語として用いられている言語。
【 日本語 】
日本人の大多数は、母語(自然に覚えた初めての言葉)と、母国語(国籍を持っている国の公用語)が、「日本語」。
母語=母国語は、日本のように国民のほとんどが同じ言語を話す場合に成り立つ。(日本国内の場合、家庭でも日本語、社会に出て話す公用語も日本語)
母語と、母国語が同じ国は世界でも稀。多くの国では、母語で話すのは家庭や近隣だけ、社会に出るとその国の公用語で話すのが一般的。
公用語が1つだけでなく2つある場合も珍しくない。
知らない日本語がまだまだあることを、改めて実感しました。
(としひさ)