たぴねす啓発誌「Demain(ドゥマーン)」から

としひさより

AIは放っておくと「男性」をひいきする』そうです。大分市男女共同参画センター「たぴねす(*1)」が定期的に発行している啓発誌「Demain(ドゥマーン:フランス語で明日)」に載っていました。
『翻訳サイトで「佐藤さんは科学者だ」という文章を英文に変換すると「Mr.Sato is ~」と、自動的にMrの冠詞がつけられる事例がある。AIにもバイアス(偏見や先入観、偏り)がかかりがちになっている』
という記事でした。

他にも、
薬の副作用が起こるリスクは女性の方が高い。女性には効果を示さない薬がある。
≪なぜ?≫ 薬の臨床実験や動物実験は男性やオスが被験者となる場合が多かったから。(性周期があり、体の状態が変化する女性やメスは敬遠されてきた)女性の方が薬物の代謝速度が遅いことなど、男女差が見過ごされてきた』
という記事も載っていました。

『これから注目!ジェンダード・イノベーション(*2)とは?』という見出しの中の記事でした。
(としひさ)

(*1)たぴねす: 大分市男女共同参画センターの愛称です。『たくさんのハピネス(しあわせ)』を組み合わせた造語です。公募で決定しました。
(*2) ジェンダード・イノベーション: 科学・技術分野における研究や開発のプロセスに、積極的に「性差分析」を組み込んでいくことで、イノベーション(革新、刷新、新基軸、新たな価値)と発見を実現するという概念。(ネット辞書より)

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