チマチマ

としひさより

自分の考えが自分で嫌になったことがあります。

嫌だと思っても「嫌な考え」が意識から離れてくれません。離れないなら意識の底に沈めてしまえと思い、他のことに集中してみました。しばらくはうまくいきました。集中力がなくなると、また取り憑かれたように「嫌な考え」が浮き上がってきます。気持ちがどんどん追い詰められていきました。1時間近く「意味のない不安に苛(さいな)まれる」時間が続きました。

突如「チマチマするな」という言葉が頭の中で鳴り響きました。「チマチマ」は、日常あまり使われない言葉です。意味は「小さくまとまる」と知ってはいました。自分で使ったことはありませんでした。

「チマチマするな」という言葉からイメージしたことは、
●いつまでも一つのことに囚われていると「小さくまとまった人間」になってしまう。こだわるな
●今回の「嫌な考え」は他人に迷惑をかけるわけではない。自分の内面の問題。囚われるな
●違う角度から見ると「嫌な考え」ではないかもしれないと思う余裕がなくなっている。1つの方向に、かたよるな
でした。
(としひさ)

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