事務事業評価

としひさより

大分市議会は、市長・執行部に対し、その活動・仕事を厳しくチェックする体制を築き上げました。その一つが事務事業評価です。

『事務事業』とは、一言でいうと、大分市が行っている『活動・仕事』のことです。もう少し詳しく言うと、大分市は大きく6つの基本方針を掲げています。この6つの基本方針を、より具体的にした42の計画があります。この42の計画を実現するために行う『活動・仕事』のことを、『事務事業』と呼んでいます。

議会が、特に評価の必要があると判断した事務事業について評価を行います。通常のチェックとは違う視点を加えながら評価を行っていきます。評価は、『拡充・継続・終期設定し終了・休止廃止』の4つです。

毎年度、15事業を選びます。議会が行った評価結果に基づき、行政自ら『自らの活動・仕事』の点検、改善を行います。さらに、評価結果は、翌年度の予算編成に反映されます。評価は、5つの常任委員会(総務、厚生、文教、建設、経済環境)ごとに、その所管する事業について行われます。

きょう、わたしの所属する経済環境常任委員会で、評価対象となる3事業が選定されました。あす、建設常任委員会で3事業が選定され、15の事業が出そろいます。

行政のチェックは、多くの眼で(議員全員の眼で)、いろいろな角度から、多種多様な人間の価値観の中でチェックを行っていかなければなりません。また、議員全員で、議会として取り組まなければ、物理的にもチェック出来るものではありません。

多くの場面で『組織としての議会』が求められています。
(としひさ)

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