R6.7.24午後2時ころ、大分市立三佐小学校敷地内の児童育成クラブの浄化槽でセアカゴケグモの成体1匹と卵のう4個を発見し、防除したと市環境対策課から報告がありました。
セアカゴケグモはヒメグモ科に分類される有毒の小型のクモの一種。和名は「背中の赤いゴケグモ」の意味。本来日本国内には生息していなかったが、1995年(平成7年)大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種。(ウィキペディア)
大分市内では2015年(平成27年)から2024年7月まで20例確認されています。
セアカゴケグモの毒は神経毒で、死亡することは非常に稀ですが、乳幼児や高齢者は症状の進行が早く、重症化しやすいとされています。主な症状は激しい痛み、他に発汗、発熱、発疹が起こる場合があります。
生息地は屋外の建物の隅、道路わきの側溝の内部やふたの隙間、フェンスの基部やベンチの隙間、庭石・墓石の間やくぼみなど、日当たりが良く外敵から攻撃されにくい場所です。
セアカゴケグモ自身に攻撃性はなく、驚かされると死んだふりをするなど、おとなしい性質なので素手で捕まえようとしない限り咬まれることはほとんどありません。(愛知県衛生研究所HP)
大分市からは次のように注意喚起されています。
「側溝の掃除や園芸などをする際には軍手等を着用して作業をしてください。セアカゴケグモに咬まれた場合は、患部を水やせっけん水で洗い流す等した上で、医療機関にご相談ください」
(としひさ)