『負けてたまるか大作戦』は、今年、箱根駅伝で優勝した母校・青山学院大学駅伝部の原晋監督が名付けた作戦名です。
青学は箱根駅伝で(今年の優勝を含め)過去10年間で7回優勝しています。その青学がどこに「負けてたまるか」と言っているのか・・駒澤大学です。駒沢は前年度の大学三大駅伝(出雲、全日本、箱根)で3冠を達成しました。この年度も出雲、全日本で勝ち、箱根で勝てば2期連続3冠となります。当時は『駒澤1強』と言われていました。
駒澤に対する『負けてたまるか』について、原監督は「負けてたまるかは、攻めながら勝つという積極的な言葉」と語っておられます。
違う捉え方をしていた方もいらっしゃいました。青学の常務理事のひとり○○さんです。きのう行われた青学校友会大分支部の総会での来賓ご挨拶で、「作戦名を聞いた時、今回の箱根は負けと思いました」と胸の内を明かしてくれました。
わたしなりに「負けてたまるかは、既に実力で負けていることを認める言葉。あの原監督が駒澤の方が上と認めるくらいだから今回の箱根は駒澤」と理解しました。
結果は2位に6分35秒もの差をつけての優勝でした。
なぜ勝てたのか・・いろんな人が様々な分析をしています。
(としひさ)