大分市議会が主催する『市民意見交換会』が明日(11月11日)まであります。明日は鶴崎市民行政センターに会場責任者として行きます。
先日は、明治明野公民館に司会者として行きました。次のような質問がでました。
「大分市内を車で走っていると、道路の白線が消えているのを時々見かける。ちゃんと引き直した方がいいと思うが、どこに言えばいいか」
お住いの自治会内の道路であれば、「自治会長さんに言って、自治会長さんから市に要望をあげてもらってください」と回答します。
市内全域の道路について、その道路がどこの自治会で、自治会長が誰か市に聞いて、さらに居住区以外の自治会長にお願いする労力を考えると、とても回答にはなりません。道路の白線については、議会では建設常任委員会が担当です。委員長はわたしです。とっさにうちの委員会で受けようと思いました。「議会事務局を通じて建設常任委員会にあげてください。市道、県道、国道によって取り扱いが違います。委員会で振り分けます」と答えました。
横にいた同僚議員が「アレッ良いのかな」という顔をするのが分かりました。「議会事務局が受けていいのかな」という声が聞こえてきました。確かに市道か、県道か、国道か分からなくても、取り敢えず市の担当課で受けてもらった方が良いと判断しました。交通に関する要望について、以前は市民協働推進課でしたが、いまは生活安全・男女共同参画課です。「すみません。議会事務局ではなく、生活安全・男女共同参画課の電話番号を帰りに事務局に聞いてください」と言い、会を進めました。
意見交換会の運営には、必ず議会事務局の職員さんが複数人手伝ってくれています。無事に意見交換会が終わり、ホッとしていると職員さんの1人がスマホ片手に急いで近づいてきました。「仲道議員、以前の意見交換会で道路の白線について質問があり、その年の回答書を見ると道路維持課になっていました。先ほどの方にお伝えする電話番号はどうしましょうか」と聞いてきました。冷静によく考えれば、ベストアンサーは道路維持課です。職員さんに礼を言い、道路維持課の番号をお伝えするよう頼みました。
また議会事務局の職員さんに助けられました。
(としひさ)
(*1)過去に、議会事務局の職員さんについて触れたブログ
R5.10.28『市民意見交換会』R5.10.23『視察対応』R3.9.17『議会事務局のサポート力』