9月議会(令和6年第3回定例会)16日目、建設常任委員長報告をしました。
大分市議会には5つの常任委員会(建設・総務・厚生・文教・経済環境*1)があります。それぞれ常任委員会での審査経過・結果を委員長が全議員に報告し、全議員で予算等の【可決・否決・修正して可決】を決めます。一部反対意見がありましたが、市長の提案通り可決されました。議会が可決したことにより、市長は提案した予算を執行することができるようになりました。
わたしの3回目の常任委員長も、あとは12月議会を残すのみとなりました。通算23回目となった今回の委員長報告、少し冒険をしてみました。
委員長報告には決められた『定型句』があります。始まりは『おはようございます。○○常任委員長報告を行います』、終わりは『以上で、○○常任委員長報告を終わります』です。『おはようございます』をカットしてみました。
本会議場ではすべてのことが議長の責任であるとともに、議長には大きな権限が与えられています。定型句を変えるのは、本来であれば議長の許可を得てからです。『カットした方がリズムよく報告に入れるかな』と思ったのは、次はわたしの番という時でした。少し迷いました。せっかく議会事務局の担当書記くんが作ってくれた文言をカットすることにも戸惑いがありました。『あとで書記くんと相談し、議長から注意されたら12月議会はカットしないで定型句のまま報告すればいい』と思い、実行してみました。
オヤッという顔をした議員が何人かいましたが、スッキリしたリズムで報告に入れたと思います。23回目でおそらく初めて『カム』ことなく報告書を読み終えたと思います。幸い、議長の注意もありませんでした。
12月議会では、先に書記くんと議長に相談してみようと思います。
(としひさ)
(*1)5つの常任委員会: 常任委員会は、市の規模やそれぞれの議会の考え方によって数が違います。