薩摩おごじょ

としひさより

薩摩おごじょという言葉があります。
『薩摩おごじょには、次のような意味がある。
鹿児島の女性を指す鹿児島弁で、・気立てが良い・やさしい・芯が通ったしっかり者などのイメージが定着している』(AIによる概要より抜粋)

「おごじょは『御御女』と書く」と教えてくれたのは義父でした。「尊敬の気持ちを表すを2つ重ねて女性を敬っている。薩摩の男は女性に対して威張っていると思われているが、本当は女性が男を威張らせてくれている」のだそうです。

一方、男は薩摩隼人(さつまはやと)と呼ばれています。
『薩摩隼人の気質には、次のような特徴が挙げられている。
・質実で、暮らし向きの貧窮には無頓着
・忠孝両全(*1)で、主君への忠節や両親への孝養を忘れない
・礼節を重視する
・武勇を好み、臆病や卑劣を生理的にさげすむ
・剛健な気質
・ごちゃごちゃ言わずに不言実行を貫く
・恋愛においては、おべんちゃらは言わず、甘い言葉を並べたり、手練手管で女心をくすぐったりするのが苦手』(AIによる概要より抜粋)

わたしも『甘い言葉を並べたり、手練手管で女心をくすぐったり』しようとしても出来なかったのが良かったのかもしれません。
(としひさ)

(*1)忠孝両全: 忠と孝をともに完全に行うこと。

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