多少の差

としひさより

ブログ(R6.8.21)で『多少』という言葉を使いました。(・・記述に多少の差はありましたが・・)『少し』という意味で使いました。

文章を頭の中で組み立てる時、違和感はありませんでした。文字で見ると、『少し』という意味なのに、なぜ『多い』という字が入っているのか気になりました。なぜ入っているのか考えていると、意味は『本当に少ない?』『本当は多い?』、少しという意味で良いのかどうかも分からなくなってしまいました。

ネット検索しました。以下、わたしなりに理解した『多少の差と、少々の差と、若干の差の違い』です。
【多少を使った場合(例:記述に多少差がある)】
●少し差はあるが、どれくらい少しなのか程度がハッキリしていない。
●差があるかどうかもハッキリしていないケースも含まれる。
≪結論≫『少し差がある』のが前提だが、差の程度も有無もハッキリしていないので、差が大きい(多い)ケースもあり得る。だから『多』も使われている。
【少々を使った場合(例:記述に少々差がある)】
●少し差があることがハッキリしている。
●どれくらい少しの差なのか程度もハッキリしている。
【若干を使った場合(例:記述に若干差がある)】
●少々と同じように、少し差があることはハッキリしている。
●どれくらい少しの差なのか程度がハッキリしていない。

あくまでわたしの理解の範囲内ですが、ブログでの『多少』の使い方は、間違っていなかったと思います。
(としひさ)

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