避難所 感染症対策事業

市政報告

佐藤大分市長が、『令和3年度の重点事業』と位置付ける95事業の中に、『避難所 感染症対策事業』があります。避難所への避難の際、感染症にかかってしまうと重症化しやすい方々に対し、補助金を出すことにより、通常の避難所の代わりにホテルや旅館等を活用してもらおう、という事業です。本年度予算額は2,900万円です。

【事業の対象者】
・要支援、要介護認定を受けている高齢者
・妊娠をしている人
・糖尿病、心不全、呼吸器疾患等の基礎疾患がある人
・透析を受けている人
・免疫抑制剤や抗がん剤を用いている人  等

【対象経費および上限額】
・宿泊代(食事代は除く)1泊につき上限5,500円
・タクシー代等 片道の上限2,000円とし往復分

これから台風の多い時期に入ります。気象予報士が監修した記事を見ると、台風は年間約26個程度発生し、8~9月あたりが発生数、上陸数ともに多いとありました。いざという時には早めの避難をお願い致します。勿論、『避難所 感染症対策事業』は、台風以外の災害等で避難所へ避難する場合も、適用対象となります。

この事業が、症状が重症化しやすい方の安心・安全の確保につながり、避難所内での感染症の拡大防止に少しでも役立てばと思っています。ご質問、ご意見等ございましたら『お声』をお寄せください。
(としひさ)

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