生徒指導提要

としひさより

『日本教育新聞』という新聞があります。「日本教育新聞とは」で検索すると、『日本で最も歴史の長い教育専門紙』と記載がありました。発行もとは、日本教育新聞社です。

妻が購読しています。わたしも、たまに読むことがあります。きょう、たまたま新聞ラックの一番上に置いてあった9月12日号を、パラパラとめくってみました。『社説』に、『生徒指導提要改定 小学校でも活用しよう』と書かれていました。『提要(ていよう)?』、初めて聞く言葉でした。辞書をひくと、『要点をかいつまんで述べること。また、その書』とありました。『生徒指導提要』は、直訳すると『生徒指導の要点をかいつまんで述べた書』となります。記事には、『学校の生徒指導のバイブル』とまで書かれていました。

そのバイブルについて書かれた記事に、気になる点が3つありました。要約すると以下のようになります。
1.これまで生徒指導提要は、特に中学校や高校の生徒指導担当者を中心に活用されてきた。
2.一般の教員にとっては、必ずしも身近な書ではなかった。
3.特に、小学校でその傾向(身近な書でない)が顕著である。

大分市教育委員会に電話を入れました。記事の内容を伝え、以下4点の質問をしました。
1.大分市内の小学校の現状(大分市においても、生徒指導提要は身近な書でないのか?)について
2.特に、小学校において身近な書でない原因、理由〔生徒指導提要自体の内容の問題なのか、取り扱う側(学校、教育委員会など)の問題なのか等〕について
3.今後の小学校での生徒指導はどうあるべきか、その具体的な取り組みについて
4.生徒指導提要 生徒指導の意義に、『学校生活がすべての児童生徒にとって有意義で興味深く、充実したものになることを目指す』とある。教職員一人ひとりの意識を高めるためにおこなっている具体的な取り組みについて

教育委員会から、「現状確認のため、少し時間をいただきたい」と回答がありました。回答が、ブログにアップできる内容であれば、また投稿したいと思います。
(としひさ)

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