フードバレーとかち

としひさより

北海道・十勝平野は、日本最大の畑作地帯です。小麦の生産量は全国の25%、馬鈴しょ34%、てん菜(砂糖の原料)44%、小豆(あずき)71%を誇ります。
特徴は「輪作」です。ひとつの畑に違う作物を一定のサイクルで植えていきます。今年はじゃがいも、来年は小麦、次は豆類といった具合です。こうすることで土の栄養バランスがとれ、作物の病気を防ぐことができます。

十勝のもう一つの特徴は『フードバレーとかち』の取り組みです。フードバレーとは、『農業・食の集積地』という意味になります。
『フードバレーとかち』の取り組みの柱は3つです。
1.農林漁業を成長産業にする
2.食の価値を創出する
3.とかちの魅力を売り込む
取り組みを進めるために推進協議会が立ち上げられました。産学官に金融を含めた42団体で構成されています。

これからの行政には、十勝のように産・学・官・金融の連携を取っていくことも求められています。それぞれの自治体の長にリーダーシップをとってもらわなければなりません。
(としひさ)

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