『就職氷河期世代の就労支援(ブログR5.2.18)』について、担当部局と意見交換をしました。
令和4年度、大分市は『就職氷河期世代への支援』を強化項目として取り組みを進めました。具体的には個人対象の就労応援セミナーを3回、企業向け就労セミナーを2回開催しています。令和5年度も、令和4年度と同様の取り組みを行う予定とのことでした。しかし、いまのところセミナーの成果は報告されていません。
国においては、令和5年度からの2年間を「第二ステージ」と位置づけ、「就職氷河期世代支援に関する新行動計画2023」がつくられました。計画には「相談、教育訓練から就職、定着まで切れ目のない支援」や、「個々の状況に合わせた、より丁寧な寄り添い支援」などが、具体的に記されています。担当部局との意見交換の中で、わたしが強く主張した「雇用した企業への助成金」も盛り込まれています。
県や商工会議所、ハローワークなど、関係各所と連携し、まず国の施策の企業側への周知徹底と気運の醸成を図り、協力をいただく中で市の施策を実行してもらいたいと思います。
(としひさ)